2008年11月の記事

消してしまったデータを復旧させたい

OS:Windows XP Professional SP3
PC:Panasonic Let's Note W4

【症状】
知り合いの人から、データを復旧できないか相談された。
HDDタイプのデジタルビデオカメラ(DV)を使っていて、ある程度データが溜まってきたら、ノートパソコンにつけた外付けハードディスクに移動していたという。
で、移動させたデータを誤って削除してしまったそうだ。
DVに付属しているソフトでファイルを移動させているらしく、DVの方にもデータは残っていないらしい。

【対処】
ゴミ箱にも残っていないようなので、データ復旧ソフト「ファイナルデータ 8.0 特別復元版」を使ってみた。

外付けハードディスクの方は復旧ソフトでも、復旧できなかったが、DVの方にはファイルが残っていて、無事に復旧できた。

データは削除しても下手にいじらなければ復旧できることが多いみたいですが、上書きしてしまうと絶望だそうです。大事なデータの場合はあれこれせずに、ソフトや業者の人に頼るほうがよいようです。

2008.11.29掲載

Internet ExplorerでJPG画像が表示されない

ブラウザ:Internet Explorer 6.0

【現象】
自分で作ったウェブサイトを見たとき、インターネットエクスプローラだとJPGの画像が表示されない。ほかのブラウザでは表示される。

【対処】
原因はJPGの画像がCMYK方式でつくられていたこと。IEではCMYKのJPGに対応していない。
画像加工ソフトでJPG画像をRGB方式に変換して、アップしなおしてやると表示される。

確認したのはIE6だけですが、ネット上にはIE7やFirefox2なども表示できないという記述があったので、JPGを載せる場合は必ずRGB方式にしたほうがいいですね。

2008.11.26掲載

YAMAHA RT58iでIP電話を設定する

これは個人的な備忘録ですので、間違い・勘違いがある場合がありますので参考にしないでください。

回線:フレッツ光プレミアム
プロバイダ:nifty
ルータ:Yamaha RT58i

ひかり電話で電話番号を2つ使っているのだが、もう1つ電話番号を増やす必要があって、NTTに聞いてみたところ家庭用のやつ(?)だと回線3つは無理っぽい感じだった。

niftyのIPフォンのサービスに入っていたのを思い出し、ひかり電話とIP電話が併用したらいいんじゃないかと思った。使っているルータのRT58iはvoipに対応しており、機器を購入せずにIP電話がつながりそうなので、試してみた。
ちなみにネットはRT58iからPPPoEでつないでいる状態。

■やり方
1.RT58iの「TEL1」に電話機をつなぐ

2.niftyのIP電話のページ行って、自分の電話番号とかユーザ名とかパスワードを確認する。

3.ブラウザからルータの管理画面に行く
4.トップの「電話の設定」→「VoIPの設定」→「VoIPの基本設定」を開く
「VoIP機能」を「使用する」に変更。

5.トップの「電話の設定」→「VoIPの設定」→「VoIPの基本設定」を開く

「6.IP電話サーバの設定」→「IP電話サーバの新規登録」→「手動設定」→
「その他のIP電話サーバ」で、1で確認した内容を書き込む

「sipアドレス」に「*********@nifty.com」(*は電話番号)
「sip-session-timer」はどっちでもいいみたい。

何回かやってみたけど、なかなかつながらなかった。niftyのページからパスワードをコピペしてたのがまずかったようで、打ち込んだらちゃんと繋がってくれました。

(参考)
@niftyフォン-C
http://ipphone.nifty.com/niftyphone/c/index.htm

NTT西日本
フレッツ・光プレミアム ファミリータイプご利用のお客さまが「ひかり電話」と「IP電話(050番号)」を併用される場合
http://flets-w.com/hikari_ip_doujiriyou/hikari_hpf.html

2008.11.21掲載

Illustratorのファイルが消せない

OS:Windows XP Professional SP3
PC:Dell Precision 390
ソフト:Adobe Illustrator CS

【症状】
アドビ イラストレータのaiファイルを削除しようとすると、

「○○を削除できません。ほかの人またはプログラムによって使用されています。
ファイルを使用している可能性があるプログラムをすべて閉じてから、やり直してください。」
とのメッセージが出て削除できない。

もちろん、Illustratorは閉じてるし他のユーザが使っているファイルでもない。

【対処】
Adobeのサイトに対処方法が掲載されていた。Illustratorの問題らしい。

Adobeによると削除方法は下記の5通り。
1) Illustrator CS の環境設定ファイルの作り直し
2) Windowsをセーフモードで起動して削除
3) ファイルの移動(ファイルの削除が行えない場合のみ)
4) 他のプログラムでいったんファイルを開いてから削除
5) テンポラリファイルの削除。
 ディスククリーンアップツールで [Temporary Internet Files]、[一時ファイル] を削除。

■ファイルを削除しようとすると「...削除できません。ほかの人またはプログラムによって使用されています。...」エラーが発生する(Windows)
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/226/ts_226626_ja-jp.html

2008.11.17掲載

ネットワーク上のプリンタから印刷できない

OS:Windows XP Home SP2等
プリンタ:OKI B2200n

【症状】
ネットワークにつないだプリンタに、ネットワーク上のPCからプリント指示をだしても印刷されない。

【対処】
設定を見てみるとプリンタのIPアドレスが自動取得になっていた。
LAN上のPCにプリンタをインストールする際は、IPアドレスが固定で登録されているが
これがインストール時にたまたまルータ(DHCPサーバ)から自動取得したアドレスになってしまっていた。

なので、LANのPCの立ち上げる順番によって毎回IPアドレスが変わってしまい、
プリントできたりできなかったり・・・という状態になっていた様子。

OKIの説明書をパラパラと見てみると、
当然最初にプリンタのIPアドレスの設定をする項目が書かれている。

ただし、「自動取得の場合は次の項目に行ってください」というようなメッセージが書かれていた。
多分DHCPサーバで固定IPを振る場合のことを言っているんだろうが、素人にはなんのことやらでIPアドレスの設定項目を読み飛ばしてしまう。
それと、おそらくプリンタのIPアドレスは自動取得がデフォルトだったようだ。

次にある項目が、PCへのプリンタのインストール。ここでは、プリンタに付属のCDがLANのプリンタを発見してくれるので、簡単にプリンタを登録できる。
固定IPを設定する項目を飛ばして、ここでプリンタを登録すると、だいたい多くのLANの環境では自動取得のIPアドレスでプリンタを登録してしまうというからくり。

OKIのようなマイナーなプリンタを使う人はパソコンに詳しい人が多いんだろうが、
この説明書の書き方とプリンタの設定だと、繋がらなくても当然なような気がする。


2008.11.07掲載

ウイルスバスターで、迷惑メールの判定を送信したくないのにしてしまう

OS:WIndows XP Home SP3
ソフト:Outlook Express 6、ウイルスバスター2009

【現象】
ウイルスバスター2009には迷惑メール判定機能がある。Outlook Expressだとウイルスバスターのツールバーが表示されて、そこから迷惑メールの判定をすることができる。

受信した迷惑メールを選択して、「迷惑メールの報告」ボタンを押すと迷惑メールに振り分けられる。その際、デフォルトの設定だと迷惑メールに指定したメールが送信トレイに入る。

自分のPCではないのでよくわからないが、受信トレイに入ったものについては自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられ、「迷惑メールの報告」ボタンを押す必要はないらしいが、
ユーザ自身でメールの振り分け用に作成したフォルダに入った迷惑メールは「迷惑メールの報告」ボタンを押さないと、迷惑メールにフォルダに移動しないらしい。

迷惑メールの報告はトレンドマイクロに迷惑メールの情報を送るための機能で、迷惑メールの分析に使用するのだというが、そんなことをしたくない人もいる。
山のように来る迷惑メールをいちいち送るのにも時間がかかるので、そんな設定はOFFにしたいところ。

ツールバーの設定から、「迷惑メールの情報をトレンドマイクロに送信しない」的なチェックがあったので、これを外す。
しかし、反映されない。相変わらずメールをトレンドマイクロ社にせっせと送っている。

【対処】
確かなことは忘れてしまったが、いったん「迷惑メールの情報をトレンドマイクロに送信しない」的なチェックをOFFにした状態(ONだったかも)で、ウイルスバスターの迷惑メールの判定機能をOFFにする。

それで、Outlook Expressを再起動(PCの再起動だったかもしれない)して、「迷惑メールの情報をトレンドマイクロに送信しない」をOFFにする。(ONだったかも。)

とにかく、いったんウイルスバスターで迷惑メールの判定をやめさせて再起動すると、解決した。

もう一度確認してみると、この動作では迷惑メールの送信が止まっていなかった。

どうやってもできないので、トレンドマイクロに問い合わせたところ、「仕様です」との回答。

ユーザの意思に関わらず送信してしまうというのは問題があるように思う。

2008.11.04掲載

エクセルを開くと、TMPファイルがどんどんできる

OS:Windows XP Home SP3
ソフト:Excel 2003、ウイルスバスター2009

【現象】
エクセルファイルを開くと、デスクトップに「RF****.TMP」というファイルができる。
TMPファイルは一時ファイルなので、エクセルを正常に終了すると消えるはずなのに、エクセルを終了させてもTMPファイルが消えない。それどころか、エクセルを終了するたびに、TMPファイルがどんどん増える。

TMPファイルは削除できるものの、うっとうしくって仕方がない状態。

このような現象を起こすエクセルファイルは1つに限らず、現象のおきたPCのエクセルファイル全部だった。

【対処】
ネットでいろいろと検索すると、原因がウイルスバスター2009でありそうなことが判明。
そういえば、以前使用していた2008⇒2009にアップデートしてから現象が起きたことに思い当たる。
そこでウイルスバスターをいったんアンインストールして、再度インストールしなおす。
すると、現象はすっきり解決した。


【2009年11月付記】
2009年11月現在、トレンドマイクロから修正モジュールが配布されている。
Microsoft Excelでファイルの上書き保存を行うと、拡張子"tmp"のファイルが作成される(トレンドマイクロ)

ウイルスバスター2009もしくは2010で同じ不具合が起きる可能性があるそうです。

【修正手順】
1.ウイルスバスターのアップデートを実行
2.修正モジュールをダウンロード
3.ウイルスバスターを停止する
[スタート]→[(すべての)プログラム]→[ウイルスバスター2010](もしくは[ウイルスバスター2009])→ [トレンドマイクロ サポートツール] の順にクリックしてサポートツールを起動し、
[2.すべてのモジュールを停止]ボタンをクリックします。
4.修正モジュールを解凍し、実行する。
 適用が完了すると、「レジストリに正しく入力されました。」と表示される。

2008.11.04掲載